- 値段を聞いたら1kって言われたんだけど、いくらのこと?
- なんでわざわざkとか使うの笑
- 1000円って言わないほうが良い理由でもあるの?
一見どうでもいいけど、意外と気になる人も多い垢販売でよくある金額表記。
この記事ではkの意味となぜ使うのかの理由について、垢販売歴5年の私が経験をもとに真面目に解説します。
この記事を読めばkの意味から理由についてのモヤモヤがスッキリします。
垢販売で使われている金額の単位「k」とは?「1k=1000」
垢販売で使われるkは1000のことです。X(Twitter)のアカウント販売・買取では一般的に使われるため、覚えておきましょう。
kはアカウント販売独自の言葉ではなく、お金の単位として使われている単位です。
100~10万まではkで表せるため、kが一般的ですが、100万を超えるとmという単位もあります。kは「kilo(キロ)」から来ており、mは「million(ミリオン)」から来ています。
さらにアカウント販売業界ではお金の単位だけでなく、アイテム数などを表記する場合にもkが使われることがあります。
ここでは、いくつか記載と意味を紹介します。
単位 | 意味 |
---|---|
0.5k | 500 |
1k | 1000 |
1.5k | 1500 |
10k | 10000 |
15k | 15000 |
100k | 100,000 |
1m | 1,000,000 |
たとえば「ダイヤ0.5k~0.7k」と書かれていたらダイヤの数が500個~700個あるということです。
「予算15k以内」と書かれていたら、予算が15,000円以内ということになります。
この場合はアカウントの内容などから判断する必要があります。
最近の垢販売業界では「p(pay)」もよく使われる「100p=100円」
2021年以降はpやpayも一般的に使われるようになっています。
pやpayはPayPayの略で、100pなら100円のPayPayという意味です。絵文字の🅿️や特殊文字の🅿︎などが使われることもありますが、すべてPayPayの略です。
PayPayの支払い方法を指定したい場合にpと書くだけで伝わることから便利なワードとして利用されています。
通常の円の感覚と同じな分、pay表記のほうが馴染みやすいでしょう。payは企画をする人の間でよく使われやすいです。
垢販売での10や100はどういう意味?
最近ではkが一般的になりすぎてkすら省略する人もいます。この場合は前後の文脈やアカウントの内容から判断するしかありません。
わからない場合は本人に聞きましょう。
そんな中でも、省略される意味としてあり得るのは3つ程度です。
たとえば支払いの際に10と言われた状況で判断をするなら、以下の通りです。
- 円の略:10(円)
- kの略:10(k)=10000円
- 万の略:10(万円)
1つ目は円の略。10円などの小さい単位であれば最も確率が低いと言えます。私は5年以上やっていますが、10円を10と略す人とはまだ一度も出会ったことがありません。
しかし、3桁以上(500や5000)と言っている場合には円の略の可能性がもっとも高いと言えます。
2つ目はkの略。私の経験上、kの略であることが一番多かったです。1~1000未満であればkの略の可能性が考えられるでしょう。
3つ目の万の略。水商売などの夜職業界や、一部の界隈では、10は10万円の略だということが一般的ですが、大きな単位が一般的ではないアカウント販売業界においては、あまり万の略は使われません。
しかし、査定価格などで「10000です。」と言われた場合には万の略として考えて良いでしょう。
なぜわざわざ分かりにくいkやpを使うのか3つの理由を解説
垢販売歴5年の私が、過去の経験をもとに事実、推測を交えて解説します。
kやpを使う理由は主に以下の理由でしょう。
- 略語として
- 凍結対策として
- なんとなく周りに合わせて
略語として
X(Twitter)には文字数制限があります。限られた文字数の中で投稿するのにkはもってこいです。
さらに文字を打つ際にも1万円なら、フリック入力で6回入力が必要なのが10kなら3回で済みます。
日本人は省略したがる癖があるため、文字数が多い円よりもkが好まれる傾向にあるのでしょう。
凍結対策として
2021年頃には凍結判定が厳しく、企画者やアカウント販売業者が軒並み凍結される事件が起こりました。簡単に言うと、円やPayPayなどの通貨の単位をもとに「偽造した通貨を発行している」などの報告をし、簡単に凍結させることができました。
しかし、kやpayだとお金の単位とは認識されないため、凍結を回避できる方法として有効でした。
それから円を使うのは危険だという認識は一気に業界内に広がり、一時期はほとんどの人が円を使うことを避けました。
現在も一部の人は、凍結対策として使っている可能性があります。
なんとなく周りに合わせて
日本人は周りに合わせやすい特性があるため、無難に周りがやっているから自分も書いているパターンもあるでしょう。
特に初心者など、書き方がわからない人はまず他の人の書き方を参考にします。参考にする人がkという書き方をしている人であれば、kと書く人も量産されていきます。
大手のアカウント販売・買取業者は「k」表記する人は少ない
実は大手を見ていると、k表記をする人は少ないです。
実績3000件の私もkやpも使わず、すべて円表記にしています。kは馴染みがない人がいるように、お客様を混乱させてしまう可能性があるためです。
さらに対応数の多い人ほど、毎回お客様から「これはいくらですか?」と聞かれるたびに対応時間が割かれます。
大手はツイート文が綺麗に作られていたりと、多くのお客様にわかりやすい表記を心がける人が多いため自然とkは使われない可能性が考えられます。
Pay(P)以外の場合もお支払い方法はPayPay前提で言っている
中にはお支払い方法を提示されていないのにも関わらず、「15です。支払いお願いします」などと言ってくる業者もいます。
お支払い方法を何も言われなければ基本的にPayPayです。(※実際の支払いの際にわからない場合は確認してください。)
アカウント販売の中では「お支払いと言えばPayPay」というくらいにPayPayでの支払いが一般的なので、わざわざ説明せずに「支払いお願いします」の省略形が通用しています。
PayPayで送る際に相手からQRコードなど何も提示されなければ、受取リンクでの送金になります。
最後に:アカウント購入・買取時は騙されないように注意
単位についてよくわかっていないと騙される可能性も0ではありません。実際にダイヤ10と書かれていれば10000個ではなく、10個だった場合も言い逃れできてしまいます。
騙されないためには、しっかりと理解したうえで購入することが大切です。
よくわからないし難しいという方はフリマサイトの利用がおすすめです。フリマサイトではkという単語は使われず、日常と同じ円表記がされています。
お支払い方法も選択して案内通りに進めるだけなので、初心者向け。詳細欄にも「アイテムの数(個)」といった欄があったりするため、認識の相違も起こりにくくなっています。

800件以上取引していますが、フリマサイトなら個人的にゲームクラブが安心だなと感じます。メルカリでの垢購入は利用規約違反なので注意。
以下の記事も参考にしながらぜひ安全に取引してみてください。