- 嬉しいことあったからみんなにも共有したい!
- 良いこと思いついたから呟きたい
- ムカつくことあったから発散したい!
これらの感情を自分の意思で辞めようとする人がいますが、X(Twitter)の依存性をナメてはいけません。
私はまさに何かあるたびにX(Twitter)で呟きたくなってしまう罠に陥っていました。メモ帳に吐き出すということもしていたのですが、長くは続きませんでした。
この記事ではX(Twitter)で何かあるたびにすぐにつぶやいてしまう習慣を辞める方法について解説します。
習慣化の恐ろしさ
一度習慣化されてしまったことを意識でやめることはそう簡単ではありません。
つぶやくことがやめられないのは習慣化されてしまっているというのもあります。
誰しもに共通することだと思いますが、始めから依存している人はいません。
最初はアカウント作ったし何呟こう…とりあえず何か呟けるものないかな…ってネタ探し。
そこから次第に反応がつくようになり、反応を得る快楽に溺れていったのではないでしょうか。
私はそれまで毎日呟こうとハマらなかったのに、反応されるようになってからどんどん沼にハマっていきました。
呟きたくなる正体は反応が欲しいから
ただ発散したいだけならメモに書くだけで良いはず。
それなのにつぶやきたくなるのは、その先にある報酬を求めているからです。
自分がつぶやきたくてつぶやくというより、
- チヤホヤされたくて
- 共感してもらいたくて
- 痛みを和らげたくて
つぶやいているから問題なのです。
心の中でどこかで「認められたい」「共感されたい」って気持ちを抱えている人ほど依存しやすいです。
「今日は家でYouTube見ようかな」みたいなどうでも良いつぶやきは、意思さえあればやめられると思います。
反応をもらうという習慣に依存していることに気づきましょう。
呟きたい欲求は「ネガティブ→自慢→どうでも良いこと」の順で強い
メモに発散しても気持ちがおさまらずにツイートしてしまった投稿もあります。
毎日メモに記録を残し続けることで大体傾向がわかってきます。
私の場合は
- ネガティブ
- 自慢
- どうでも良いこと
の順で強かったです。
一言で言えば、人は感情が動いたときにつぶやきたくなるのではないかと感じます。
腹が立った時などネガティブな感情に支配されている時につぶやきたくなるのは、理性で物事を判断できなくなっているからです。
自慢したい時など興奮状態の時も同じく、感情がたかぶっているから衝動を抑えるのが難しくなります。
そう考えると、X(Twitter)上でネガティブな内容や自慢が多いのもなんとなく腑に落ちますよね。
まずはどんな欲求が自分の頭の中を占めているかを自覚しましょう。
きっと自己理解も深まりますよ。
こんな感じでツイートを極限にまで減らすと、99%の人がネガティブと自慢ツイートだけが残ります。
続けていてもどんどんと自分の価値が落ちていくだけだと気づけるでしょう。
X(Twitter)呟きをやめるためにやったことと効果
私はつぶやくのをやめるためにまず意識で頑張りました。もちろん治るわけありませんでした。
私がX(Twitter)呟きをやめるためにやったことは以下の4つです。
- メモ帳に書き出す
- ログアウトする
- 自己啓発系の動画を見て喝を入れてもらう
- 宣言する
メモ帳に書き出す
効果 |
私はiPhoneのメモ帳に発散することにしたところ5回中3ツイートくらいはやめることができました。
けどつぶやきたい気持ちは治るわけでなく。。
ここで初めてただ反応をもらいたくて呟きたかっただけなんだなということに気づきました。
気づきは多かったものの完全に断ち切ることができずダラダラと続けている感覚がありました。
ログアウトする
効果 |
最後はアカウントからログアウトすることにしました。
人間の習性として20秒以上かかることは後回しにする性質があるそうです。
最初の3日間くらいはツイートしたい衝動に駆られたり、ツイート内容を考えてしまうと思います。
ですが1週間を超えたあたりからツイートの内容を考えるということが頭に浮かばなります。
それまでは頑張って継続してください。
夢を叶えるゾウの本のガネーシャのセリフにもこのような言葉が出てきます。
人間の意思は弱い。だからこそ環境づくりが大事。 例えば、テレビを見ないと決めたら、テレビは捨てる。本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。
仕組みを解決しなければ一生やめられることはありません。
自己啓発系の動画を見て喝を入れてもらう
効果 |
あとはひたすら自己啓発のYouTubeを見て喝を入れてもらっていました。
自己啓発本でも良いですが、声で聞いた方がよりやる気を奮い立てられやすいです。
私が見ていた方はジョージ -メンズコーチ-さんです。
SNSやドーパミン中毒の恐ろしさを知ったからこそ辞めようと覚悟を持てたのも大きいです。
あえて恐ろしい情報を見ることでやりたいという気持ちもおさまります。
ただ、効果は持続しにくいので定期的に喝を入れてもらう必要があります。
宣言する
効果 |
私はログアウトする前にX(Twitter)を休止することを宣言しました。これが一番効果ありました。
自分との約束は破りやすいですが人との約束となれば違います。
「宣言効果」と言って、宣言することによって達成率が上がる研究結果も出ているそうです。
実際に私は一度、ログインしてまで呟きそうになったのですが「2日で約束破る姿見せるのはダサいな」と思って思い踏みとどまることができました。
ネガティブな感情でさえ防止できたので効果は抜群でしたね。
人から良いように見られたいと思う人ほど効果を発揮します。
まずはログアウトして習慣化を断ち切ることから始めよう
私がX(Twitter)の呟きたくなる症候群から抜け出せない人に向けて1つアドバイスするなら、ログアウトして習慣化を断ち切ることから始めようということです。
「こんなものでいいや」って思ってしまわないために自己啓発系の動画を見て、喝を入れてもらうのがおすすめです。
呟かないことが習慣化になれば案外なしでもいけるものです。(今私はこのフェーズにいます)
依存から抜け出せない方はお互い頑張りましょう。
決して楽なものではありませんが続けていくと自信になります。
この記事が少しでも悩んでいる人の背中を押好きっかけになれたら嬉しいです。
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