- TikTokのアカウントを売りたいけどどうやって売るの?
- 詐欺やトラブルが多いらしいけど、安全に売る方法はない?
- 引き継ぎ時の注意点や高く売れる方法があったら教えて!
無知だと詐欺られるリスクや安くで買い叩かれて損するリスクもあります。
だからこそ、信頼できるサイトや人と取引することが何より重要です。正しい手順で進めれば、初心者でも高く売ることができ、詐欺に遭うリスクを大きく減らせます。
私はRMT歴は5年目です。過去にTikTokの販売歴もあり、アカウント購入経験もあります。
この記事では、TikTokのアカウント購入に関する注意点・おすすめの購入先・購入後にやるべきことまでをわかりやすく解説します。初心者でも安全にアカウントを購入できるようになるので、ぜひ参考にしてください。
TikTokアカウントの2つの販売方法
TikTokアカウントの2つの販売方法は以下のとおりです。
- 買取してもらう
- 自分で買い手を見つけて売る
1.買取してもらう
買取してもらう方法は2種類あります。
- 買取サイトで売る
- SNSにいる買取業者に売る
買取してもらう際のメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
早くお金が手に入る クレームを言われる心配がない 実績が少なくても売れる | 販売相場よりも安くで買い取られる |
安くで買い取られやすいからこそ、相見積もりを取るのがおすすめです。
自分で買い手を見つけるのが面倒な人や、急ぎでお金がほしい人におすすめの方法です。
2.自分で買い手を見つけて売る
自分で買い手を見つけて売る方法は2種類あります。
- 直接DM・リプライを送る
- フリマサイトで販売する
メリット | デメリット |
---|---|
高くで売れる 面倒な工程がない やり取りの手間が少ない | 売れるまでお金が受け取れない PayPayには対応していない 実績が少ないと売れない場合がある |
売れるまで時間がかかるからこそ、様々なサイトで出品するのがおすすめです。
時間に余裕がある人や、少しでも高く売りたい人におすすめの方法です。
SNS・フリマ共通|TikTokアカウントを売る際の3つのポイント
TikTokアカウントを売る際の3つのポイントは以下のとおりです。
- プロフィールページをしっかり記載する
- 商品説明文をしっかりと書く
- 定期的に更新する
1.プロフィールページをしっかり記載する
プロフィールページは購入希望者が最初に確認する情報のひとつであり、信頼性を判断する大きな材料になります。
プロフィールの記載が不十分だと、購入希望者は「この出品者は信頼できるのだろうか」と不安を感じ、購入をやめてしまう可能性があります。
たとえば、プロフィールには「総フォロワー数」「直近30本の平均再生回数」「アカウントのジャンル(例:ダンス、料理、ゲーム実況など)」「投稿頻度(例:週3回投稿)」といった具体的な数字や内容を盛り込みます。
さらに「過去の取引経験の有無」「対応可能な連絡時間帯」「取引時のルールや注意点」などの条件を記載しておくと、購入希望者は安心して連絡しやすくなります。TikTokアカウントは顔の見えないSNSで取引されるため、具体的な数字や情報を含めたプロフィールの作成が、取引成立の大きな後押しとなります。
2.商品説明文をしっかりと書く
TikTokアカウントを販売するときの商品説明文は、購入希望者が価値を判断するための重要な材料になります。説明文が曖昧だったり、情報が不足していると「実際の数字や実績は大したことがないのでは」と疑われ、価格交渉で不利になる可能性があります。
商品説明文には、まずアカウントの基本情報として「総フォロワー数」「直近30日間の平均再生回数」「代表的なバズ動画の再生回数」「投稿ジャンル」「投稿頻度」を具体的な数字とともに記載しましょう。
「フォロワーの属性(例:10代女性が多い、海外フォロワーが◯割)」「過去の企業案件経験」「収益化の有無」といった詳細情報も含めると、購入希望者にとって判断材料が豊富になります。数字と具体例を盛り込んだ説明文は信頼感を高め、結果的に高値での取引にもつながります。
3.定期的に更新する
TikTokアカウントを販売する場合、商品ページを一度出品したまま放置すると、他の出品に埋もれて購入希望者の目に入りにくくなります。TikTokアカウントは売買が盛んなジャンルのひとつであり、数分おきに新しい出品が追加されるため、出品から時間が経つほど掲載順位が下がり、閲覧数も減少します。
閲覧数の減少を防ぐためには、商品ページを定期的に更新して上位表示を維持することが効果的です。たとえば「週に数回、商品説明文を見直す」「最新のフォロワー数や平均再生数に差し替える」といった具体的な更新作業を継続すれば、新着一覧に再び表示され、購入希望者の目に留まりやすくなります。
TikTokで高く売れやすいアカウントの5つの特徴
TikTokで高く売れやすいアカウントの5つの特徴は以下のとおりです。
- フォロワー数が多い
- 収益化している
- 高アクティブ・高インプレッション
- 属人性が低い
- 保証付きアカウント
1.フォロワー数が多い
フォロワー数が多いアカウントは、それだけで大きな集客力と拡散力を持っているため、高く売れやすい傾向があります。フォロワーが多いほど動画が再生される可能性も高まり、企業案件やライブ配信などの収益化チャンスも広がります。
1万人以上のフォロワーがいるアカウントであれば、購入希望者は「すぐに発信力を活用できる」と判断し、相場より高値でも検討することが多いです。
フォロワーがアクティブでいいねやコメントの反応率が高い場合、単なる数字以上の価値が評価されやすくなります。
2.収益化している
収益化しているアカウントは、購入後すぐに収入を得られる可能性があるため、高く売れやすい特徴があります。TikTokでは「TikTok Creator Fund」「ライブ配信のギフティング」「企業案件」など複数の収益化手段があり、すでに収益化されているアカウントは大きな魅力となります。
たとえば、月に数万円の安定した収益を出しているアカウントであれば、購入希望者は将来的な回収見込みを考えて相場以上の価格を提示することもあります。収益化条件をすでにクリアしており、運用実績まで示せるアカウントは特に高い評価を受けやすくなります。
3.高アクティブ・高インプレッション
高アクティブ率・高インプレッション数を維持しているアカウントは、フォロワー数以上に価値が高く評価されます。アクティブ率が高いということは、フォロワーの多くが実際に動画を視聴し、いいねやコメント、シェアなどの行動を取っている証拠です。
インプレッション数が多いアカウントは、TikTokのおすすめ(For You)に乗りやすく、新規フォロワー獲得や動画の拡散に有利です。
フォロワー5,000人でも、動画1本あたりの平均再生数が1万回を超えていれば、実働性の高さからフォロワー数10,000人超のアカウントと同等、もしくはそれ以上に評価されるケースもあります。購入希望者にとって「運用を続ければ伸び続ける可能性が高い」と感じられるため、高値での取引につながりやすくなります。
4.属人性が低い
属人性が低いアカウントは、運営者が変わってもコンテンツやファン層が維持しやすく、引き継ぎ後の運用がスムーズに行えるため高く売れやすい特徴があります。
属人性が高いアカウント、例えば顔出しや個人的なストーリーに依存しているチャンネルは、運営者が変わるとファン離れが起きやすいですが、逆に属人性が低ければこうしたリスクが少なくなります。
具体的には、ナレーション動画、風景・動物・商品紹介、ライフハック系、情報発信系など、誰が運営しても同じテイストで続けられるジャンルが該当します。このタイプのアカウントは、購入希望者にとって「買った後も成長を見込める」と判断されやすく、相場より高値での取引に結びつくことがあります。
5.保証付きアカウント
保証付きアカウントは、購入後に万が一アカウントが使えなくなった場合でも対応してもらえる安心感があるため、高く売れやすい傾向があります。
たとえば「引き継ぎ後7日以内のトラブルは全額返金」や「ログイン不可になった場合の復旧サポート付き」といった保証内容が明確に提示されていれば、購入希望者はリスクを抑えられると感じます。
特にTikTokのようにプラットフォーム依存度が高いサービスでは、引き継ぎ時やその直後にトラブルが発生する不安が大きいため、保証の有無は購入を決断する重要な要素となります。安全性と保証がそろったアカウントは、他の出品と比較しても優先的に選ばれやすく、価格交渉でも有利に働きます。
TikTokアカウントが売れるサイト6選
TikTokアカウントが売れるサイト6選は以下のとおりです。
- ゲームクラブ
- RMT.club
- ラッコM&A
- M&Aクラブ
- Sitestock
- サイトキャッチャー
1.ゲームクラブ
ゲームクラブでは、出品から取引完了まで自動メッセージ機能によりスムーズに進行できます。収益化済みTikTokアカウントの出品には補償サービスもあり、開始後7日以内に収益化が剥奪された場合は代替アカウントを無償提供してもらえます。
有料プランを利用すれば出品枠を拡大でき、青色の認証マークがつくため購入者の目に留まりやすくなります。
ゲームクラブは運営の対応が丁寧で、出金も最短30分〜24時間以内と安心です。
一方で、繁忙期には返信が遅れたり、キャンセル時に手数料が戻らないケースもあります。
トラブル時は迅速に問い合わせ、履歴を残して対応しましょう。
2.RMT.club
RMT.clubは老舗のフリマ型RMTサイトで、TikTokアカウントの売買にも対応しています。
特にフォロワー数1万人以上や収益化審査に通過したアカウントは高値で売れやすい傾向があります。
動画の平均再生数やいいね率が高いアカウントは、インフルエンサーを目指す購入者に人気です。一方で、販売者からは「外部取引に誘導された」「支払い報告を偽装された」といったトラブル報告もあり、注意が必要です。
販売手数料は売り手・買い手それぞれ4%(1万円以下は一律400円)ですが、実際には買い手手数料が出品価格に上乗せされるため、売り手が実質8%を負担する形となっています。
3.ラッコM&A
ラッコM&Aは、多くのデジタル資産の売買に対応するM&Aプラットフォームで、SNSアカウントも対象です。販売者の手数料は無料で、TikTokアカウントも収益化済みやフォロワー数が多いものほど注目されやすいです。
弁護士監修の契約書を自動生成できるリーガルサポートや、エスクローによる資金の安全管理が充実し、安全な取引環境が整っています。さらに、SNSアカウントの自動査定機能も備わり、迅速に相場を把握できます。
一方、案件数が多いため、類似アカウントとの競合が激しく、売却時には「魅力的なタイトルや説明文で差別化を図る」工夫が重要です。高額なTikTokアカウントを安全かつ効率的に売却したい販売者に向いています。
4.M&Aクラブ
M&Aクラブは、1,000万円以下のSNSアカウントや小規模事業を売買できる、個人でも利用しやすいM&Aサービスです。販売者は投稿や収益化実績を入力するだけで簡単に出品でき、会員登録・掲載は無料、売却成立時のみシステム手数料10 %が発生します。
プラットフォーム上で代金を一旦預かり、出金は業界最速の最短30分。安全性と利便性の両立が魅力です。TikTokアカウントの売却では、高フォロワー数で収益化済みのアカウントこそ注目されやすく、高値がつく傾向にあります。
その一方で、競合も多いため、タイトルや説明文で差別化を図る工夫が重要です。
5.Sitestock
Sitestockは2007年創業の老舗M&Aプラットフォームで、収益化済みTikTokアカウントも売買対象に含まれます。AIによる無料査定に加え、PL(損益計算)資料作成や譲渡契約のドラフト提供などが利用でき、フォロワーが多い、収益性が高いアカウントもスムーズに売却可能です。
TikTokアカウントを売る場合、フォロワー数や収益実績などを元にした資料が充実すれば、購入希望者への説得力が高まります。ただし、技術面での支援(サーバー移転やドメイン移管など)は対応外が多く、譲渡時に課題となる可能性があります。
比較的大型取引や法人向け案件が中心ですが、TikTokアカウントに明確な収益性や成長性がある場合は、高額売却を狙いやすいでしょう。
6.サイトキャッチャー
サイトキャッチャーは、2005年開設という歴史を持ち、累計1,200件以上の売買実績と6,000件超の出品登録数を誇ります。SNS収益化済みアカウント、特にフォロワー数や収益実績が明確なTikTokアカウントの売却にも適しています。
売却手数料が無料で使いやすく、安全性を高める無料エスクロー(代金預かり)や専任行政書士による契約書テンプレート提供といったサポートも充実しています。
ただし、買い手側には成約額の3 %(最低55,000円)が手数料としてかかるため、取引規模が小さい場合は交渉や価格設定への配慮が求められます。TikTokアカウントを安全・安心に、高値で売却したい売り手におすすめの選択肢です。
TikTokアカウントの安売りを避ける売却前の4つの対策
TikTokアカウントの安売りを避ける売却前の4つの対策は以下のとおりです。
- 大体の相場を調べる
- 初心者・相場がわからないと発言しない
- 相見積もりを取る
- 様々なサイトで販売する
1.大体の相場を調べる
TikTokアカウントを安売りせずに売るためには、まず大体の相場を調べておくことが欠かせません。相場を知らないまま出品すると、本来の価値よりもはるかに低い価格で売ってしまう可能性があります。
実際、総フォロワー数や平均再生数、ジャンルがほぼ同じアカウントでも、相場を把握している人とそうでない人では、最終的な売却額に数万円の差がつくケースもあります。たとえば、1万人以上のフォロワーと安定した再生数を持つアカウントが数十万円で売れる例がある一方で、同等の条件でも相場を知らずに数万円程度で手放してしまう事例もあります。
損を避けるためには、複数の買取サイトやフリマアプリで似た条件のアカウント価格を比較し、適正な売値を把握してから販売することが重要です。
2.初心者・相場がわからないと発言しない
取引の場で「TikTokアカウント売却は初めてです」や「価格相場がわかりません」という発言は避けましょう。初心者であることや相場を把握していないことを伝えてしまうと、購入希望者に経験不足と判断され、相場より低い金額での提示や強引な値下げ交渉につながる可能性があります。
特にSNSやフリマでのやり取りでは、提示した金額がそのまま交渉の基準になるため、最初に設定する価格が安すぎると、そのまま低い金額で取引が成立してしまうリスクが高まります。希望額は「少し高め」と感じる水準に設定しておくことで、値下げ交渉を受けても最終的に納得できる条件で売却しやすくなります。
3.相見積もりを取る
TikTokアカウントを売却する前には、複数の業者や販売サイトから相見積もりを取って価格を比較することが重要です。1社だけの査定結果に頼ると、相場よりも低い金額で売却してしまう可能性があります。
実際、フォロワー数や再生数が同等のアカウントでも、査定額に数倍の差が出るケースは珍しくありません。複数の見積もりを持っていれば、「他社では〇〇円と提示されています」と交渉材料として使え、条件の上乗せを引き出しやすくなります。
査定は無料で行っている業者が多いため、できるだけ多くの見積もりを集めることが、高値での売却につながります。
4.様々なサイトで販売する
TikTokアカウントを高く売るためには、出品先を一つに絞らず、複数の販売サイトやフリマアプリを活用することが効果的です。掲載先が増えることで購入希望者の目に触れる機会が多くなり、結果として高値で売れる可能性が高まります。
別のサイトでの販売価格や問い合わせ状況を交渉の場で提示すれば、購入を迷っている相手に「他で売れてしまうかもしれない」という心理的な焦りを与えられ、即決につながるケースもあります。ただし、複数サイトで同時に出品する場合は、どこかで売れた際に他の出品を速やかに取り下げるなど、在庫管理を徹底することがトラブル防止のために重要です。
TikTokアカウント販売後の引き継ぎで失敗しないための3つの注意点
TikTokアカウントの販売後は、自分が万全の準備をしていても、購入者の操作ミスや知識不足によってアカウントを失ってしまうリスクがあります。
実際にフリマサイトでの取引では、レビューをしてもらえず代金が支払われないトラブルや、引き継ぎ後にアカウントが使えなくなった事例も報告されています。特に個人間のやり取りでは、購入者が引き継ぎ方法に慣れていない場合も多いため、安全に引き渡すための対策が必要です。
TikTokアカウント引き継ぎ時の紛失対策は以下のとおりです。
- 引き継ぎが完了するまでアカウントにログインしたままにしておく
- 引き継ぎが完了したらアカウント連携を解除する
- DM履歴や顔写真など、個人を特定できる情報は削除してから渡す
これらの手順を守ることで、販売後のトラブルを大幅に減らし、安全に取引を完了できます。
TikTokアカウント販売のよくある質問
ここではTikTokアカウント販売のよくある質問について回答します。
まとめ:TikTokアカウントは安全に売買できる
TikTokのアカウントは注意点にさえ気をつければ安全に売却できます。
売却時のポイントは以下のとおり。
- 大体の相場を調べる
- 初心者・相場がわからないと発言しない
- 様々なサイトで販売する

筆者はよくゲームクラブで販売しています!