- 凍結時と同じ情報を使い回したらいけないって本当?
- どこまでならセーフなんだろう…
- 永久凍結でも使い回して大丈夫か教えて!
新規アカウント作成は同じ情報を使い回すと即凍結されやすくなります。
私は2021年~2024年にどこまでなら凍結時と同じ情報を使い回してもセーフか検証してみました。すると3年前の結果とは大きく異なる結果となりました。
この記事ではどこまでなら凍結時と同じ情報を使い回してもセーフかについて、3年間の検証結果をもとに解説します。
この記事を読めば、一度凍結して諦めている人も安心して再スタートを切れるようになります。
2024年現在は既存アカウントであれば情報の使い回しによる凍結は見られない傾向にあります。同じ情報を使い回したい人は既存アカウントを選びましょう。
大前提:凍結した情報は極力使わないのがベスト
凍結した際の情報はペナルティを受けています。再度同じ情報を使うことでペナルティを引き継いでしまう可能性があります。
2021年頭頃の検証結果では
- 同じIPアドレス
- 同じプロフィール文(名前だけ別)
- 同じアイコン・ヘッダー
- 同じツイート文
- 同じ画像
これらをした直後に即凍結しました。複数回やってみたところ全て即凍結されてしまったため、情報としてはかなり信憑性が高い結果になったと思います。
全てのアカウントで、同じ内容ツイートを2回したタイミングで凍結されてしまいました。
情報の使い回しにより凍結した際は「凍結回避」という理由で一発永久凍結されるため、大変危険な行為です。
2024年現在のX(Twitter)は凍結判定が緩くなった
2024年現在では同じ情報(下記参照)を使い回しても凍結されることはなくなりました。
- 同じIPアドレス
- 同じプロフィール文(名前だけ別)
- 同じアイコン・ヘッダー
- 同じツイート文
- 同じ画像
最近は凍結の代わりにシャドウバンをかける動きがあると言われています。
私が現在動かしているアカウントも始めに10ツイート以上凍結時のツイートを引き継ぎましたが2ヶ月経った今でも凍結はされていません。
しかし過去に凍結が起こっていた以上、情報から判断されていないとは言い切れません。
2021年頃はシャドウバンにしても凍結にしてもかなり厳しかった印象です。
X(Twitter)新規アカウント作成は例外として凍結される
2024年現在、既存アカウントでは凍結時の情報を使い回しても影響は出ませんでしたが、新規アカウントは例外として凍結されることが確認できています。
私の検証では
- IPアドレス
- プロフィール
- アイコン・ヘッダー
- 電話番号は未登録
の情報を変えて作ったのですが、メールアドレスを凍結時のもの(Gmailのエイリアス機能)を使っただけで即凍結されてしまいました。
エイリアス機能とはアドレスの末尾に「+」文字を入れたり途中に「.」を入れることで別のメールとして使える機能です。
凍結時と似ていると判断されたのか、エイリアス機能を利用したときは良い結果にならないことが多かったです。
新規アカウント作成はかなりシビアに監視されていることがわかります。
X(Twitter)新規アカウントの凍結されやすさは消えた
2021年頃は新規アカウントは買い垢や貰ったアカウントであっても凍結されやすい傾向にありました。
具体的には、アカウント情報(パスワード、メール)を変えるだけですぐに凍結するくらい脆いもので使い物になりませんでした。
しかし2024年現在では作成から1ヶ月も経っていない新規アカウントでも問題なく運用することができるくらい強度が高くなりました。
oldアカウントは凍結しにくいと言われていますが、2024年現在では私自身はそこまで違いは感じられなくなっています。
安全にX(Twitter)運用するためにも変えられる情報は変えておくのがおすすめ
凍結した際に変えやすい情報としては以下が挙げられます。変更を優先したい順に番号を振っています。
- Cookie→アプリのアンインストール、専用ブラウザで解決
- IPアドレス→VPNで解決
- 電話番号→ Googleボイス・esim・未登録で解決
- メールアドレス→新規メールアカウント作成で解決
- 端末→機種変更で解決
検証結果としてはIPアドレス、または端末どちらかを変えればペナルティは引き継がないと推測しています。以下は私のツイートです。
Cookie→アプリのアンインストール、専用ブラウザで解決
X(Twitter)は使用しているとCookieやキャッシュが溜まっていきます。
しかしこのCookieがアカウントの関連性を紐づけるためにも利用されています。
対処法として、専用ブラウザでCookie対策することが大切です。
安全にTwitterアカウントを運用する方法として、Chrome専用ブラウザ/Firefoxコンテナの作り方を公開しています。
シークレットモードは永久凍結を回避するために有効な手段ですが、一説によるとCookieが残らない又は削除をすると不審な動きとしてTwitterに検知されやすくなるとも言われています。
ただ私個人としてはシークレットモードによりアカウントが長持ちしてきた経験があるため、シークレットモードも凍結対策として有効だと考えています。
シークレットモードについても別記事で解説しています。
IPアドレス→VPNで解決
IPアドレスから凍結を判断されている可能性もかなり高いと感じました。
2021年の凍結判定が厳しかった時代に永久凍結された時のIPアドレスを使って新規アカウントを運用したところ、明らかに凍結されやすくなっていたためです。
VPNに繋げたところ凍結はおさまったため私はVPN利用を推奨しています。
VPNはプロキシと違ってアプリで手軽にオンオフができるため使い勝手も初心者向けになっています。
私が推奨しているVPNはNordVPN
日本サーバーだけでも200以上あるので大量運用もできます。
電話番号→ Googleボイス・esim・未登録で解決
電話番号問題の対処法は次の3つがあります。
- 電話番号を登録しない
- Googleボイス
- esim
電話番号を登録しない
最も簡単な方法としては電話番号を登録しないことです。
イーロンマスクになるまでは電話番号を登録していないと「電話番号を登録してください」の画面になるアカウントロックがかかりました。しかし2024年現在は電話番号を登録させられることはありません。
急に仕様が変わったように今後仕様が変わることがある点には注意してください。イーロンマスク以降も何度も大きな仕様変更が続いています。
Googleボイス
GoogleボイスはGoogleアカウントに米国(+1)の電話番号がついたものです。2024年現在は3500円程度で買うことができます。
Googleボイスを買うとGmailも利用することができます。SMS認証コードもGmailの受信トレイに届くため確認が楽です。
esim
esimはpovoなどが挙げられます。対応端末でないと使えないため、お使いの端末がesimに対応しているか確認してください。
無料で利用できる期限が決められており、永続的に無料では使えない可能性があります。
今後以下についても記事を作れたらと考えています。
・海外の電話番号だと凍結しやすい?
・電話番号の変更でおすすめ
・電話番号登録しないと凍結しやすくなる?
メールアドレス→新規メールアカウント作成で解決
メールアドレスは新規アカウントを作成すれば大丈夫です。新規アカウント作成ではメールを変えるだけで即凍結のループから抜けられました。
簡単でおすすめはoutlook、セキュリティ・普段使い重視ならGmailがおすすめです。
作成手順やそれぞれの特徴など、詳しくはX(Twitter)におすすめのフリーメールで語っていますので合わせてご覧ください。
端末→機種変更で解決
IPアドレスを変更した場合、端末は余裕があればで構いません。私の検証結果からは端末は変えなくても新規アカウントの作成ができたため、端末はあまり影響を受けないと考えています。
端末は機種変更と合わせて変えてしまうのがおすすめです。
どうせ買うならiPhoneはリセール(売却価格)が高くておすすめです!
X(Twitter)凍結時と同じ情報の使い回しは危険
既存アカウントでは以下の情報を変えずに使い回しても問題は出ませんでした。
- IPアドレス
- プロフィール文(名前だけ別)
- アイコン・ヘッダー
- ツイート文
- 画像
しかし新規アカウントは例外で、監視がシビアなためメールが近いというだけで凍結されてしまいます。
変えられる情報は変えておくのがおすすめです。
- Cookie→アプリのアンインストール、専用ブラウザで解決
- IPアドレス→VPNで解決(NordVPN
がおすすめ) - 電話番号→ Googleボイス・esim・未登録で解決
- メールアドレス→新規メールアカウント作成で解決
- 端末→機種変更で解決
凍結に悩んでいる方は新規アカウント作成よりも、既存アカウントを購入することで凍結を回避しやすくなります。
もし凍結のことでお困りの方はTwitter(@Rr41y)で質問回答もしています。よければご連絡ください。
シャドウバンに悩まない人が1人でも増えてくれたら嬉しいのでドシドシ記事をシェアしてもらえたら嬉しいです。