- 持ってるアカウント全て凍結されてしまった…
- 端末変えた方が良い?
- 連鎖凍結を回避して再度Twitterに復帰する方法教えて!
連鎖凍結されたからといって新規アカウントを作成してもペナルティが消えるわけではありません。
私は2015年頃からTwitterアカウントを1000個以上運用してきました。最近ではTwitterで発信を始め、アカウント運用などで困っている方から相談を受けることも増えました。(画像はほんの一部ですが)
この記事ではX(Twitter)アカウントの連鎖凍結の原因や直し方について解説します。
この記事を読めば連鎖凍結を回避して安全なX(Twitter)運用をする方法がわかります。
連鎖凍結は複数アカウントで悪質な行為が行われたと疑われた際にかかる凍結です。これから紹介する情報を実践した場合は異議申し立てをせずにX(Twitter)に完全復帰することができます。
X(Twitter)連鎖凍結とは複数アカウントで悪質な行為が行われたと疑われた際にかかる凍結
連鎖凍結とは複数アカウントで悪質な行為が行われたと疑われた際にかかる凍結です。
AIに怪しいユーザーだと判定されることで連鎖凍結されることがあります。AIによる判断のため必ずしも正しいとは限りません。
連鎖凍結よりも症状の軽いものが連鎖ロックです。
いきなり凍結されるということは少なく、前段階としてロックがかかることがあります。
ロックがかかった場合はTwitterから怪しいユーザーだと認定されている状態なので1日程度使用を控えましょう。
X(Twitter)アカウントが連鎖凍結される原因
連鎖凍結の原因は以下の通りです。
- 同じ媒体からのログイン
- メールアドレス
- 電話番号
- プロフィール
- ツイート文
- IPアドレス
- 端末
- Cookie
アカウントごとに共通する情報が多いほど連鎖ロックされやすくなります。
同じ媒体からのログイン
アプリ内で3アカウントにログインなど、同じ媒体からログインをするとログイン中のアカウントが紐づけられてしまいます。
凍結の際は凍結回避禁止のルールがあるため、回避行為として凍結されてしまいます。凍結した媒体でログインすると凍結のペナルティが新規アカウントにも引き継がれます。
ログアウトしてからログインしてもCookieという履歴のようなものが付着しているため意味がありません。
Cookieについては後述します。
メールアドレス
似たようなメールが紐づけられていると端末が違っても同一人物を疑われやすくなります。
Gmailのエイリアス機能も危険です。
過去にはGmailのエイリアス機能を使って作成したアカウントが即凍結されてしまいました。
メールアドレスを変えた場合、他の情報はそのままでも作成できました。初めのうちはメールアドレスから受ける情報も大きいと思われます。
電話番号
電話番号は最大10アカウントにまで利用することが可能です。しかし連鎖凍結されたくないなら解除するか別の電話番号を登録するようにした方が良いです。
端末が違っても電話番号が紐づけられていることで同一人物だと判断されやすくなります。
使い捨てであれば無料で使えるpovo、長く使いたい場合はGoogleVoiceなどで対処できます。Amazonに売られているプリペイドSIMでも一部対応しているものがあります。
同じ電話番号を登録するくらいなら登録しない方が良いです。
プロフィール
プロフィールによって凍結されやすさが変わってしまうため気をつけなければいけません。
プロフィールが同じだと同一人物だと疑われやすくなります。試しに運営に報告でテストしてみたところ、関連アカウントと認定されて凍結されてしまいました。
プロフィール設定にあたり、具体的に気をつけたいポイントは次のとおりです。
- 同じ名前
- 同じアイコン・ヘッダー画像
- 似たようなプロフィール文
- サブ垢の記載
- 過去の凍結歴の記載
2024年現在では関連での凍結はマシにはなった傾向にあります。
ツイート文
ツイート文を使い回しするのも連鎖凍結の原因になります。過去に凍結したアカウントのツイート文をそのまま利用する検証を2021年にした際は2回目で即凍結されてしまいました。
Twitterの複数アカウント運用の利用規約に違反するため、最悪の場合凍結までされてしまうことがあります。
違う用途で複数アカウントを作ることは問題ありません。同じ用途での複数アカウントは禁止されており、スパム行為や攻撃的な行為として認識されてしまうことがあります。
2024年現在は凍結していないものの危険な行為です。どうしても使い回したい場合は、定期的なツイ消しを行うことで安全に運用することができます。
私は1つ目の万垢ではツイ消しせずに運用していたところ、1ヶ月程度でバンされてしまいました。2つ目の万垢では定期的にツイ消ししたところ、3ヶ月以上持っています。
信頼性が低めのアカウントだとさらに影響が大きくなります。
IPアドレス
どれだけアカウント情報を変えても、IPアドレスから連鎖凍結されてしまうことがあります。
IPアドレスは簡単に言えばインターネット上の住所のようなもので、「同じ場所からアクセスしている」と判断されることで連鎖凍結されてしまいます。
IPアドレスはVPNやプロキシの利用でアカウントごとに変えることができます。ただしVPNによっては連鎖ロックされやすいものもあるため注意する必要があります。(後述します)
当ブログでは初心者でも使いやすいNordVPNを利用したIPアドレス分散方法について解説しています。
端末
端末からも連鎖凍結されてしまうことがあります。端末には固有の番号が割り振られているので個人の特定も容易です。
固有の番号から「同じ端末で利用しているから同一人物なのではないか」とバレることがあります。
ただし私個人としては端末からの影響はあまり感じません。端末以外の情報をしっかりと対策していたら凍結に困ることはなくなりました。
現在はFireFoxのコンテナを使いながらPC1台で200アカウントほど管理しています。
Cookie
Cookieは個人的に最もTwitterが厳しく監視している情報ではないかと考えています。Cookieを変えるだけで一気に連鎖凍結されにくくなります。
CookieとはTwitter運用していくうえでついた履歴のようなものです。この履歴から複数アカウントを運用していることがバレて連鎖凍結されるという流れです。
Cookieの分け方は専用ブラウザを作ることです。
過去記事で紹介しているので合わせてご覧ください。
X(Twitter)アカウントの連鎖凍結の回避方法
X(Twitter)で連鎖ロックを防ぐための対策については以下の通りです。
- 安全にアカウントを運用する
- 複数アカウントの管理方法に気をつける
- 凍結を解除できない場合は凍結時と同じ情報で復帰しない
- X(Twitter)の利用規約を理解しておく
安全にアカウントを運用する
連鎖凍結されないためにスパム的な行為をしないことも情報を分けることと同じくらい大切です。
X(Twitter)公式はスパム行為を以下に該当するものだと定義しています。
- 内容が同じまたは似ているリンクやツイートを繰り返し投稿する
- 特定のトレンドトピックやハッシュタグ(#)を乱用する
- ツイートや返信の送信を自動化する
- ボットを使って特定のキーワードで構成された似たような文章を投稿する
- 複数のアカウントで同じような文章を投稿する
- フォローとフォロー解除を過剰に行う
過去にはTwitterでスパム判定される原因について詳しく語っていますので合わせてご覧ください。
複数アカウントの管理方法に気をつける
複数アカウントの管理は専用ブラウザを利用してアカウントごとにIPアドレスを設定する方法が最も簡単です。
当ブログではVPNを使ったIPアドレス分散をおすすめしています。
サーバー指定接続がなく、ランダムで接続サーバー(IPアドレス)が割り振られるタイプのVPNは注意してください。毎回IPアドレスが変わるとスパム判定を受けたり、IPアドレスが重なってしまい連鎖ロックが起こりやすくなります。
NordVPN
凍結を解除できない場合は凍結時と同じ情報で復帰しない
凍結を解除できないからといって、凍結時と同じ情報で復帰することはおすすめしません。何度も繰り返していると最悪端末バンになることがあります。
新規アカウントで始めたい場合
新規アカウントで始めたい場合は次の情報を変更してください。
- IPアドレス
- 電話番号(未登録でもOKだが登録すると凍結されにくくなる)
- メールアドレス(GmailのエイリアスはNG)
- プロフィール情報
- ツイート文
パスワードも変えておくと良いでしょう。
アカウント購入したい場合
アカウント購入の場合は次の2点だけ気をつければOKです。
- プロフィール情報
- ツイート文
なるべく運営の監視が緩くなる作成年が古いアカウントを選ぶのがポイントです。(最低でも1年以上)
初期アカウントであれば数百円程度で購入することができます。
それでも万垢などに比べると信頼性が低く、凍結されやすいです。まとまった予算は必要になりますが、信頼性の高いアカウントを買いたい方は私の公式LINEまでご連絡ください。
X(Twitter)の利用規約を理解しておく
X(Twitter)の利用規約についてある程度理解しておくことも重要です。ここでは違反しがちな利用規約についていくつか挙げておきます。
- 外部ツールを利用したTwitter自動化
- 大量のフォロー・いいね・RT(リポスト)解除
- 過度なフォロー・いいね・RT(リポスト)
- 同じ用途での複数アカウント運用
X(Twitter)で連鎖凍結された時の対処法は異議申し立てをする
凍結されてしまった場合は真っ先にX(Twitter)に異議申し立てを送りましょう。稀にAIによる誤判定で凍結されてしまう場合もあります。
違反していないと判断されると解除してもらうことができます。
- 異議申し立てページを開く
- 凍結されているアカウントにログイン
- ブラウザで新しいタブを開き、の詳細を入力する
異議申し立ての送り方についてはX(Twitter)アカウントが凍結される原因と対処法という記事で詳しい解説をしています。例文も用意しているのでぜひ参考にしてみてください。
X(Twitter)連鎖凍結の原因と対処方法のまとめ
X(Twitter)の連鎖凍結は複数アカウントで悪質な行為が行われたと疑われた際にかかる凍結です。
以下の情報から関連アカウントとして紐づけられます。
- メール
- 電話番号
- プロフィール
- ツイート文
- IPアドレス
- 端末
- Cookie
IPアドレスを分散させるVPNは適当に選ぶと連鎖ロックの原因となるため注意してください。
筆者も使用しているNordVPN
アカウント情報だけでなく日々の行動にも気をつけて運用してください。
- 外部ツールを利用したTwitter自動化
- 大量のフォロー・いいね・RT(リポスト)解除
- 過度なフォロー・いいね・RT(リポスト)
- 同じ用途での複数アカウント運用
もし凍結のことでお困りの方はTwitter(@Rr41y)で質問回答もしています。よければご連絡ください。